とんでもは一杯ありますが…

たとえばゲーム脳…私はあんなトンでも学説が一部でどんなに取り上げられようとも、正式に取り上げ反論した、検証しなければいけない義務が「マスコミ」にせよ「学者」にせよあるとは思えません。
情報操作 - あんとに庵◆備忘録さんで、嫌韓流を大マスコミが取り上げていない事をあげて「情報操作」と過剰反応される方々の心情を思うとあまりに悲しくなります…。

憲法問題

http://d.hatena.ne.jp/panorama/20050804#1123172484さん
 昨日のNHKへの圧力に関しての魚住氏の記事を読んだ後、月刊現代を読んでいたのですが…。東谷氏の記事が意外に面白かった。東谷氏の護憲派に対する意見はともかくとして*1
まあまあ広く押さえていたのはいたと思います。ただ、憲法制定権力の話についてはH.L.A.ハートだけ引いてくるだけで十分なのかや、「構成的権力」の話には触れないのかとか…。不足と思われる部分に関していろいろ気になるところが…。
 東谷氏も長谷部氏の本なども読んでおられるようだし、護憲派の方の多様性も知ってはいるとは思うのですが…。(護憲原理主義の方々には不満があるというのは同意しますが、彼らは非常に「心情的」で必ずしも憲法に関する知識的な背景を持ち合わせていないので、今のままでは議論の場には上がってくる事は出来ないのではないかとは思います。問題なのは、東谷氏も最後に自民党改憲草案をくさしておられましたが、改憲派の意外に多くの人々の憲法に対する知識もその彼らと同じ程度ではないのかと思わされるところがあることです。それなのに、後者は改憲論議の舞台の参加者になっている。そういう意味では前者もいない事にはバランスは取れないのかもしれません。)

*1:テーマそのものが「改憲派は〜」と「改憲派」に対してのものであったので