イベント告知

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千葉大学
教育基本法改正」を考えるシンポジウム
     ――格差と心の支配を問う――
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日本の教育支出はOECD諸国で最低レベル(特に大学はだんとつ最低!)、さらに予算を削りながら、小学校から大学まで競争させ、子どもも学校も勝ち組負け組に振り分けられていく? 「国を愛する・・・態度」をABC評価? 教育の「国民全体に対する責任」を削除? 今、国会で審議中の「教育基本法改正」で何がなされようとしているのでしょうか? 「戦争できる国民」をつくる教育になるのでは?

●日時:10月20日(金) 18:00−19:45
●場所:千葉大学けやき会館大ホール
http://www.chiba-u.ac.jp/general/about/map/nishichiba.html
(上記のリンクの29番の建物)
※お車でのお越しはご遠慮ください。
●参加費無料
●主催:千葉大学教員・学生有志(小澤弘明、片岡洋子、木村忠彦、小林正弥、佐藤和夫、長澤成次、三宅晶子、三宅明正 他)
<プログラム>                  
司会: 三宅明正
1 問題提起:教育への「不当な支配」を問う:三宅晶子
2 「少年犯罪の凶悪化」「学力低下」の虚実:片岡洋子
3 新自由主義と教育の支配:小澤弘明
4 ジェンダーフリー・バッシングを考える:佐藤和夫
5 教育基本法に関する公共性の問題 :小林正弥
6 質疑応答
7 まとめ 
私達は、研究者として、教育者として、自らの研究・教育の場で、学生、教職員、市民の皆さんと共にこの問題を考え、発信していく場を作りたいと考え、このシンポジウムを行います。教育基本法二条「教育の方針」から削除されようとしている「学問の自由」を奪い返し、教育という<平和の砦>を築く場として、このシンポジウムに皆さんの参加を心からお待ちしています。

<問い合わせ先> 千葉大学公共哲学センター
E-mail: cpp1@shd.chiba-u.ac.jp
FAX: 043-290-3028

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もう明日に迫っておりますが、皆さんお誘いあわせの上ぜひお越し下さい。

追記

国会会議録検索システム - メッセージ
内の[072]鷲尾英一郎発言

ちょっとこれは自説を開陳させていただきますけれども、日本国憲法も現行の教育基本法も、結局は敗戦の混乱と占領による圧力のもとで成立したのでありまして、そこにはまだやはり歴史の浅いアメリカという国の国家観とか個人観が充満しているものであります。

鳩山邦夫も同様の発言
読売新聞2005年8月28日の社説
164回衆議院 教育基本法に関する特別委員会 国会会議録検索システム - メッセージ
[028]櫻井よしこ発言

 先ほども、これはGHQの影響のもとでということがございましたけれども、教育基本法がつくられた昭和二十二年段階で、我が国で教育に関するそのほかの重要なものとして、教育勅語がございました。これは翌年の昭和二十三年に廃止されるわけでありますけれども、教育基本法ができたときに、心の問題であるとか、先ほど来申し上げました家族の問題などについてほとんど触れていなくても、教育勅語というものがあったために一種のバランスがとれていたと当時の人は考えたかもしれませんが、それが二十三年になって、国会課長のJ・ウィリアムスという人が衆参両院の文教委員長を呼びつけて、日本人の方から自主的に教育勅語を廃棄するような形でやめさせたわけでありますから、私は、この教育基本法だけで行われてきた戦後教育というのは、すごく大きく傾いていたんだろうなというふうに思います。

徴農で有名になった稲田朋美も類似の発言あり