PRIDE
やっぱり、皆妥当な線が勝ち残っています。
- 敢えてどちらに転んでもおかしくなかった試合はセルゲイ・ハリトーノフVSセーム・シュルト戦・・・。しかし、テレビ放送は実質カット。まあ、あのカードの中では確かに人気ないだろうけどさw
- 強いと感じさせたのは小川直也、ファーストインパクトで寝かしてしまってからは実質何もさせずに、どういう手で締めるかをゆっくり考えられるというほどの寝技の差であったといえると思います。
- ビックリしたのはクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンとヒカルド・アローナ戦。パワーボムがこういう試合でしかもああいう形で行なえることを示したのは大きいと思います。それこそ、ノゲイラVSボブサップ戦のような圧倒的な体格差ならいざ知らず。アローナは確かに一回り小さくはあったのですが・・・。
ということで、非常に楽しめました。
ノゲイラのスピニング・チョークスリーパーも原理としては三角締めと同じだと思いますが。あれだけ的確に決めてくるとなると相手は全く油断できません。問題点としては相手の首の太さや、掛ける人間の腕の長さに左右されるという要素があるとは思いますが。ノゲイラは手が長い上に、今後の対戦相手は皆「締まった」タイプなので皆、危険性という観点から行くと同じでしょう。柔道で類似の技があったような気もしますが・・・。
次回8月15日は余程のことがない限り「エメリヤーエンコ・ヒョードルVSセルゲイ・ハリトーノフ」「小川直也VSアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ」になるでしょう。私個人の興味として、一番面白そうなのは「エメリヤーエンコ・ヒョードルVS小川直也」の決勝。
ただし、準決勝も非常にレベルが高い試合が見られると思います。