参議院選挙

ブログと政治
http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/cat336673/index.html
現状としてだけではなく、将来においてもブログの政治上持ちうる影響力には限界があると思います。やはりそれは、非対面・匿名性の高い社会であるからです。上記のサイトに於いて(一般の方で)実名を出されている方がいらっしゃいますが、非常に珍しい例だといえるのではないでしょうか。それに加えてネット上における(法律上の)選挙活動の限界というものもあげられると思いますが・・・。
アメリカにおいて著名人の政治的発言が話題になっているところといえば、私のアンテナに入っているノーム・チョムスキー氏のTurning the Tide (http://blog.zmag.org/ttt/)などもあげられると思います。日本においてはあまり著名な政治学*1がブログ上で発言しているというのは見かけませんが、今後は少なからず出てくるのではないかとも思っています。*2

であるからこそ、ここで政治的発言を行なう人には政治的活動を期待したい。不幸なことに、日本において非常に長い間、政治活動は一般の人がすることではないという意識が共有されてしまいました。ネットの匿名性という環境はそれを段階的に和らげて行く緩衝材的な役割を果たしてもらおうではありませんか。この状況を契機にして政治に興味を持つ人を増やそうではないでしょうか。と、言いたいと思います。
ちなみに私は今「平和への結集」という活動に非常に関心を持っています。私の問題意識としては当然「平和」というスローガンだけではなく「環境」「経済」「税制」「外交」といった広い範囲かつ相互に関係の深い各政策において、共通の理念と底流としてのしっかりした哲学をもった政治を行なえる環境を整えるということに主な興味があります。
それを打ち出す、それを示すために何よりも今大学で学んでいることを今後自分の中で固めて行きたいと思います。

アリャ?いつの間にか自分の決意表明になってる・・・

*1:チョムスキー氏は言語学者であって政治学者ではないが・・・

*2:最近マスコミに出ずっぱりの藤原帰一先生やブログにコメントをお寄せになっている山脇直司先生などの先生方期待しています。