確か「新潮」(http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/index.html)

冨士大石寺顕正会(http://www.kenshokai.or.jp/index.htm)が紹介されていました。ここも、「創価学会」と同じ日蓮宗系列の宗教団体なんですが・・・。もう、日蓮宗系列の主流争いの過激さにはあきれ果てるばかりです。まあ、宗教団体(特に同じ宗教内では)教義についての争いは決して絶えることはないと思いますが。
ヒエラルキー構造がしっかりしていて、下位部が上位に逆らえない。もしくは逆らう必要がないところはそれによって分裂が生じないということが出来るので。逆に言うと「民主的」ゆえなのかもしれません。ただ、日蓮宗独自の問題としてその政治志向が強いことは指摘できるかもしれません。それゆえに、「100万人突破」*1という事象をそれが自らの宗派の信仰の正しさの証のようにアピールできるのだと思います。確かに、日本の多くの仏教は「葬式宗教」と呼ばれるものに堕し、神道は国家と結ぶことで仏教からシェアを奪うことにあくせくし、宗教としての本分としての「救い」の概念や「幸福」の概念を提示すること。それに至る道を提示することを怠っているように思います。(宗教全般のことを言っていますので、必ずしも「救い」を求める宗教が本当の宗教というわけではありませんし。それは、神の「愛」かもしれないものです。)
創価学会は、国政選挙の比例代表で1000万票取ることを目標にしていますし・・・。実質的なバックは宗教団体である「女性党」(アイスター)等は前回参議院選比例代表で、「みどりの会議」を超える100万近い票を獲得しています。*2
最後にとても気になったのが・・・。「憲法を改正して国教にします。」との発言・・・。上記の宗教の長い間の怠慢によって出来た世界に類を見ない*3政教分離」をしたことは日本にとってとても善いことではあると思っています。それを失うのは大きな損失です。

・・・石原さとみ創価高校の生徒?まあ、家族が学会員だからって本人がそうだとは限りませんが・・・。
なんだかなあ

*1:「新潮」には、実質的に10万人位ではないかと記されています。

*2:党名にだまされた人が多いことはあると思いますが。

*3:共産圏は除く