大水木しげる展

 東京両国の江戸東京博物館での、水木しげる展、本日が最終日です。それを見学に行ってきました。
 一応、荒俣宏京極夏彦のプロデュ―スということになっていましたが。いたるところに散見する荒俣氏に比べて、京極氏の影はあまり見えず…。しかも、今回はあくまでも「水木しげる」展であって、「水木しげるの描く妖怪」展ではないことも味噌かも・・・。貸本作家時代の絵というのはあまり見たことがなかったのでそれが以外に面白く(絵が全然違うものが結構ありました…)、戦争ものも「ラバウル戦記」だけでなくその他のものも結構あったのを知って驚きました。
 貸本作家時代、状況前に「餓死」に異常に反応する水木先生が、その由縁が分かっていても他の人の描写と浮いていて面白い。奥さんのことは何度も何度も「顔が長い、顔が長い」と描写・・・水木先生の自画像も比較的顔が長い気がするんですが・・・。
 帰りにその場では売切れていたのですが「大水木しげる展展示図録」の購入申し込み。(2000円)非常にページ数が多く、写真が多用されていますので比較的安価に感じましたが・・・。次から古本屋で、水木作品を探すことにしようと決意しました。

 帰りは、大相撲開催中なので人が多くなるかと思いきや、さすがに4時では多くないですね。その頃から幕内の取り組みに入ることでしょうし。魁皇負けるなよ・・・なんで琴の若なんかに・・・。*1

 成人式だからと思いますが、着物の方が多い・・・けど、眼福では決してなかったですねえ・・・お兄さんは寂しいよ。

*1:琴の若ファンの方ごめんなさい