報道ステーション

昨日の報道ステーション岡田克也氏の発言には非常に驚かされた。
古舘伊知郎氏の支離滅裂な質問*1に非常に冷静に答えていたからである。
 郵政の問題に関しても非常に正論。公社化してからの改革を現在実行中。*2特殊法人への資金還流の話も正論。これまで小泉政権は、国債を引き受けさせておいて、民営化民営化とよく言えたものであると思う。あ〜、民間である都銀各行にも国債を大量に引き受けさせてましたね…。
 公務員、官僚の人件費削減もおおむね同意。

 問題は議員数削減と議員年金の全廃。(公務員、官僚の人件費を削減する以上、給与の削減までは同意するが・・・)以前から私の主張する事ですが、議員の身分保障はやってやりすぎるという事はない。問題なのは汚職その他、正規の所得以外で私腹を肥やす事であって、身分保障が定かならぬような議員制度にしてしまえば「貧乏人は議員になるな」というのと同義。現在の民主党に限らず、若手の議員の多くに見られる「ネオリベ」的な人々にしてみれば、弱者切捨てに繋がる、あるいは抗議する議員を減らせる事は好都合かもしれないが・・・。

*1:昔からあんな感じでしたっけ?

*2:公社化されてからいかに窓口レベルでのサービスが向上したかは、普段郵便局を利用される皆さんは、お知りの通りであろうと思われる。