郵政民営化

http://www.asahi.com/business/update/0905/111.html
このニュースめちゃくちゃ関係があるのに誰も突込みが入らないですね…。

NTTが自己株取得へ 政府保有分の約112万株
2005年09月05日22時21分
 NTTは5日、発行済み株式の7.9%にあたる約124万株を東京証券取引所の6日の時間外取引で買い付けると発表した。これに対し、NTT株を保有する財務省も、約112万株の売却に応じることを公表した。現行のNTT法は、発行済み株式の3分の1以上を政府が保有するよう義務づけているが、予定通り売却できれば政府の保有比率がほぼ3分の1になるため、NTT株売却はひとまず完了することになる。
 1株の価格は5日終値の48万3000円で、買い付け総額は約6000億円。財務省の売却総額は約5400億円となる。NTTは「株価動向などを見て、この時期の買い付けを決めた」としている。
 85年に旧電電公社が民営化されてNTTが誕生した後、政府は86年、保有するNTT株の売却を開始。個人投資家の間で人気を呼び、一時は300万円を超えるなど株式市場に個人マネーを呼び込むのに一定の役割を果たしたが、大幅下落局面では40万円を切り、損失を抱えた投資家から不満が高まるなど曲折を重ねた。
 これまで計約937万7000株を放出、手数料を除いて約13兆9000億円の売却収入を上げ、基本的には国債の償還にあてられた。また、国の財源が乏しい際に地方自治体の公共事業にも一時的に充てられた。国が自治体にいったん無利子で融資し、返済原資は後に国からの補助金で手当てするという「歳出先送り型」が代表的。小泉内閣が打ち出した「国債発行30兆円枠」で国債の追加発行が難しかった01年度の一般会計2次補正予算でも活用された。

ちなみにこれでぼろもうけしている政治家、旧電電公社が居たのは説明するまでもない話…。説明も釈明もないのは一体どういうことでしょうか、当時の政府と現政府による。