手持ちのカードが・・・

第二次世界大戦あるいは太平洋戦争前の日本はこうだったのであろうか?でも「やむをえなかった論」を採る人たちは、理不尽な制裁を受けて立ち上がるしかなかったという論の立て方をする。北朝鮮の主観的な見方もそれと全く同じであろう。私は「やむをえなかった論」には組しないので、今回の北朝鮮の行動も傍観している相手に向かって手持ちのカードを全部切るというただの無謀な行動にしか見えなかったわけであるが・・・。単純にアメリカの行動を考えた時に、あそこまである種の「脅し」という形態での交渉をもちかけられて、応じるというのは「屈した」としかみなさないであろうから応じることはありえまい。手札をさらすだけどころか、相手の出さざるをえない手札までも限定してしまっている・・・。
非常に雑な議論なので聞き流してもらっても構わないが、盟主を自認する国に良く思ってもらいたいなら「あなたの徳に心服いたしました」と表向き下手にでまくるべきだろう。特に資源がないのだから、積極的な内政干渉はよほどのことがないかぎり行なわれまい・・・資源があればそれを某国資本が市場開放がなされた上で扱うべきだという意味で非常に強い内政干渉が行なわれる可能性が大であるが・・・*1

*1:日本も市場という資源をまさにこういう形で狙われていると考えてよいのではないだろうか?