ブラッドダイアモンド

前から見たい見たいとたびたび語ってきた『ブラッドダイアモンド』をやっと見てきました。千葉中央駅前の京成ローザにおいて本日、日曜の17時半からの公開を見てきたのですが予想した以上にガラガラ。もっと沢山入るのかと思っていたのですが・・・。
結構、私の日記で昔「キンバリープロセス」(2007-01-14 - 小烏丸の日記)などの検索で来ている方も多いので映画を見て興味を持ち検索しておられるのではないかと思います。プロセス実施以降、紛争ダイアの取引が減少しているのは確かでしょうけれどもほぼ全ての流通を担っているデビアス社がほんの少しとは言え紛争ダイアを補足出来ていないとは思えないという感想は未だ変わりません。
作品中に出てくるような傭兵会社に関しても国連において「傭兵条約」で国際法上異邦とされており批准していない国々特にイギリスや南アフリカイラクにおいてPMC(民間軍事会社 - Wikipedia)*1の名が大量に出てきたアメリカなど大きな会社を抱えている。作品中でも出てくるように紛争を長引かせ鉱山の採掘権と引き換えに制圧というのは結構いろんな地域で見られる現象であるようだ。ちなみに補足として日本は批准も署名もしていない。
アクション映画としては派手なアクションという印象よりも邪悪な、露悪的な、生理的に恐怖を感じる剥き出しの感情。暴力の持つそういった要素が表現されていた気がする。それが以下で書きたいと思った少年兵の問題・兵器としての銃の問題に繋がる訳だが・・・。

  • 少年兵の問題
  • 兵器としての銃の問題

も書きたいことがあるがとりあえずペンディング

*1:定義上PMCは傭兵会社ではないとアメリカ政府は主張しているが実態はなんら変わらないというべきであろう。日本の「後方支援」あるいは「非戦闘地域」と同じくらいには欺瞞的である。