本質的?

http://news.livedoor.com/article/detail/3367247/
http://wiredvision.jp/blog/fujimoto/200710/200710311100.php

前回、かつては車がデートや友人達とのコミュニケーションのための重要な道具を担っていたが、その時間もコストもデジタルコミュニケーショが奪っているのではという仮説を披露したが、他にもフリーター、ニートの増加などによる若年層の所得の低下、規制強化(携帯禁止、駐車、飲酒等)、ガソリン代の高騰、環境意識の高まりなど若者の車離れを誘発している理由は様々なものが考えられる。
しかし本質的なポイントとしてはそもそも若者が「自分で車を所有する」ことの価値が低下してしまったという大きな背景があるのではと考える。
(一部抜粋)

前の文で、様々な要因があるかもしれないといいつつ、彼が示す「本質的なポイント」はステータスとしての車所有の価値の低下。本当にそれは「本質的」な問題なの?

資産を貯めるための消費を目的とする生き方から、人生を楽しむための消費を目的とする生き方は成熟化した日本人にとっては必然なのかも知れない。

そして出てくるのはこれ…。これ、かなり前の某広告代理店の社内キャッチフレーズとの近親性を感じてしまうのは私だけでしょうか?

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/ippitsu/at_ip_07102201.htm
この記事でも感じるところであるが、構造的問題を軽く見すぎてるのではないだろうか?あと、この読売の記事は神野直彦氏に聞いてるわけだが、多分もう少し色々しゃべってるでしょ?なんでこんなどうでもいいところだけ記事にした感じになってるんでしょうか?