評論について少し考える

作者の意図             → 作品 →受け入れられ方
作品に対して特に深い意図なし     駄作   売れる
→商業的に売れるという点のみ     普通   →売れてるけど…
→心に移り行くよしなしごとを     良作   →手放しで喜ぼう
作品に対してなんらかの意図あり    名作   売れない
→俺の埋め込んだ意図を読み取ってみろ      →売れないのは当然
→色々読み取れるんじゃない           →売れてないけど

ブログで図は描き辛いですね…。
「作品」の縦軸は明らかに手抜き…改行されそうだったので。
受け入れられ方も…。
全体では横軸は4枠くらいあるのではないかと考える。作品が発表された時代枠組み(文脈あるいは社会マトリックス)との関係とか。
作品を作者と独立したものとして考えるというのも確かに批評としては存在しうるし、読み方としてもあるが、そう読まないことも十分可能だし、そう読まない評論も十分可能。
そういう意味では、ある評論がどの象限ではどの立場をとっているかというのをできるだけ明確にした方が、その評論の意義を確認するうえで有意義なものになるのではないだろうか。