外国人という用語

私も使いますが、そろそろ考えなくてはいけない時期に来ているのではないかという気もします。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/tokuho/(本日、19時30分から19時55分)

外国人急増 街をどうする 〜新宿区大久保の模索〜
外国人登録者数は200万人を超え、過去最高となった。新宿区大久保は、隣接する歌舞伎町の変化や高齢化によって外国人住民の割合が増え、中国人や韓国人だけでなく、東南アジアや中東、アフリカの人も暮らす場所となっている。一方で、地域住民との交流はなかなか生まれず、外国人とどう共生するかが大きな課題だ。そうした中、大久保で居場所のない外国人の子どもたちを支える取り組みが始まり、外国人と日本人を結びつける大切な場となっている。こうした交流が地域の再生につながっていくのか。将来の日本の縮図とも言われる大久保の街で始まった、外国人との共生に向けた取り組みを追う。

 番組自体は非常に良い内容であったと思います。
大久保周辺の町の変化:外国人の増加、日本人居住者の高齢化と減少
 昔は新大久保から大久保にかけて朝鮮系の人々が多く、店舗も焼肉屋などが多かったように思いますが。現状、多国籍化が進んでいるようです。
 そうした中で、増える外国人児童に対しての取り組みとして、NPO「みんなのおうち」(http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/261000bunka/gakusyuusienn/gakusyuusienn.htm)の活動(夕方、夜間の補習授業)を取り上げ、どのようにして共に生活していくかということを問いかける内容でした。

 ただ一点、アナウンサー(プロデューサーか?)の最後の一言「私たちにとっても住みよいまちは生まれない」という言葉に、最初に危惧していた違和感を感じました。やはり「私たち」と「彼ら」なのかと…。

NPO主催者の方の講演記録(団塊のノーブレス・オブリージュ - NPO「みんなのおうち」外国人子女の日本語教育 団塊のノーブレス・オブリージュ)