福田政権をどう総括するか

本当にまとまりないですが思ったことを羅列


福田政権を総括するならばどのようなものになるか

  • 小泉、安倍政権の負債清算
  • 対外関係
  • サミット
  • 大連立問題
  • 公明党(創価学会)との関係
  • 党内権力は変容しているか


直接の退任理由として考えられる有力なもの

  • 議会工作の不調による臨時国会紛糾が予想されること
  • 関連して、公明党主導で出された「定額減税」を、これもまた公明党の都合で決まった臨時国会の日程では通過不可能であること。
  • 本来、臨時国会において主たる議論になる予定であった「給油法案(問題)」が以上の理由から通過不可能になったこと。

が考えられる。


当然その他の点についても

なども影響の一端には考えられる。


サミット、内閣改造が政権支持率浮上の効果をそれほど果たさなかったことも
今後、しばらくそうした手(支持率上昇を引き起こすような案)を打てる状況がない
というのも首相にしてみれば政権を維持し続けるメリットが全くないという判断に
つながった可能性もある。

それに公明党がある意味では無理難題を吹っかけたことがとどめになったということが出来るのではないだろうか。


福田氏にとって不幸な点

など主に経済面で表出した前任者や外部の問題点が、福田内閣の課題としてかぶせられたことは大きい。しかも国内不景気に関しては「小泉改革の不徹底」こそが問題という立場をとる一部の突き上げも大きかった。


唯一、福田内閣下である程度返済したといえる負債が対中関係であろう。
一部「国益派」と名乗るような人々にとっては不満もあるだろうが、実務者レベルを含めて東シナ海春暁ガス田などについて協議の進展は大きな成果と評価できるかもしれない可能性を秘めている。当然、今後のより細かい詰めにかかっているわけであるが…。