素敵な宇宙船地球号 「マヤ・ペダル」(http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2004/20040314/)
自転車を改造。脱穀やグラインダーなどさまざまな用途にその回転エネルギーを使う。エコエネルギーって奴ですね。「素敵な宇宙船地球号」は結構好きな番組なんですよね。スポンサーは日本における資本主義の総元締めトヨタグループなわけですが。*1こういう試みは今世界の多く(特に第三世界諸国)で行われていると思いますが。いわゆる先進国による「投資」(援助)がその対象の政府に対する事業援助という形をとることが多く、日本においてもしばしば反省が叫ばれる「箱物」行政への資金援助にしかなっていないことが多くあります。
しかし「箱物」行政には一定の価値があることは言うまでもありません。問題はそれが当初の目的からはずれ「景気」対策というあいまいな目的のもと費用対効果の検討や環境アセスも行わずにひたすら金を垂れ流す結果に繋がる場合が増えてきてしまうことが問題であるといえると思います。草の根で出来ることは限られているでしょうし、どこまでも労働効力で考えてしまうと大企業が大規模投資をし、安い人件費で(安いと言っても多分当地での平均賃金から言うと高い水準かもしれません)多くの労働者を働かせたほうが良いかもしれません。
それでも、多分、この一見時代錯誤なエネルギー発生装置を使った、それこそ文字通り自分たちの力で作り出す製品や企業にこそ大きな可能性が見出せるような気がするのです。

*1:別に資本主義自体を批判するわけではないです