2つ

  • 香港では9月12日に立法會の選挙が行われていました。香港の立法會といえばイギリス時代からの民主派と親中国派の対立という中心軸で動いていたように思いますが。最近は、日本と同じように投票率が低くなっているらしく。投票に行こうという呼びかけを前日の11日には丸一日かけてテレビの一つの番組を組んで放送していました。若者もかなり多くの人が政治に関心がないらしく、行くと行っていた人も別に誰に投票したいというものではないので白票をという人もいました。投票日も何時間か毎に、「現在の投票率は何パーセントです。まだ投票に行っていない方は投票に行きましょう。」と放送している力の入れよう。投票に行こうキャンペーンにいくらの予算を使ったという記事が現地の新聞に載っていました。日本と違って途中結果(出口調査)は行われないらしく。(私が見ていないだけかもしれませんが)私としては、本当にあるのかどうかはともかく「アナウンス効果」なども考えると出口調査の実施自体には余り賛成できないので、投票という行動のみを推進するこちら(香港)の方がよいのではないかと思いました。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040913id07.htm

  • で、もう一つはロシア。プーチン大統領とうとう地方首長までご自身で指名されたいようで…。日本においても明治時代の地方首長は中央からの派遣や指名だったように思います、その為「県令」「県知事」などの職名も選挙で選ばれたものではなくもし導入された場合このロシアの場合と非常に似通っていたと思われます。が、どうもそれ以上に「代官」とかの単語の方がしっくり来るような気もします。善い「お代官様」ではなく頭に主に「悪」がつく方ですが。で、地方の「〜問屋」と結びついて「おぬしも悪よのう。」といってる姿が…。