すべてダイエーがらみ

  • バルデス解雇・・・なんでやー。意味も訳も分からない。井口が出ていくかもしれない状態でバルデスを放出するメリットって何ですか?
  • 松中信彦、急性肝炎で入院・・・プレーオフの不調はこれが原因だったのでしょうか?体調管理もプロの重要な仕事とはいえ、今シーズンは大好きな酒断ちをしてまでプレーに専念していた松中選手、急性肝炎の原因は何なのでしょうか?
  • ダイエー本社、株式会社産業再生機構入り・・・私は断固反対です。小泉純一郎政権の肝いりで作られた「産業再生機構」は非常に豊富な資金を持ちながら今まで、再生機構入りした企業は25社、大きな案件にはほとんど関わっていないというのが実状です。そして時期的に今回のダイエーの機構入りを逃せばほとんど実績を残せないままにその役目を終了するという結果に終わっていたことは目に見えています。

昨日(10月13日)の「報道ステーション」において木村剛氏は、「やっと銀行がまともな行動を取ったのだ。」とか「2度も復活の可能性を与えられたのに、出来なかった高木社長が悪い。」などとダイエー側を攻撃し。銀行の今回の動きを支持していました。しかし、過去二回の金融支援は実質的には「銀行」特に主力行であるUFJや三井住友が自らの従来の放埒な貸出し、かつダイエー本社役員への自行出身者の出向をマッチアップさせて行った自らの汚点隠しであり。その後の経営刷新に出向した銀行役員がどれほどの手腕を挙げたのかや、今回の産業再生機構入りには当初、銀行出身役員ですら反対していたという実状からも、今までの民間再生(銀行が借金棒引きをして、あとは景気に任せるという無責任な)と今回検討されていた民間再生(ウォルマートなどの外資小売企業大手や既に提携関係にある丸紅などの大手商社が大量の資金を投入することも含めた)では質がそもそも違うことは素人目にも明白であるし。競合企業の関係者もダイエーが自由に使える資金を持てば脅威になるというようなことを指摘していたように思う。*1つまり、今までの銀行の金融支援では小売業では絶対に必要な店舗改装費用などとして使える必要な投資費用は得られていなかったということを暗に示しているようにすら思えます。そして、その上で今回の経営不振の話には(http://www.kyas.com/club9/c9/c9_537.html)というような現状分析もあり、これに外資の資金力が加われば大きく変革していた可能性があったというのも事実だと思います。

ウォルマートの動きには懐疑的ですが、私はダイエーの一時期の展開力をダイエーと提携することでアジア地域戦略をにらんで獲得する意図があるのではないかと思っています。その為に多少の日本国内での自社が展開の遅れを取ってしまうことは目をつぶる気ではないかと。(最終的な目標は中国市場でしょうし。)

とりあえず時間がないのでこれまで

*1:詳しい出典を忘却→http://www.zakzak.co.jp/top/2004_10/t2004101320.htmlの記事と判明