(2)そしてまた大人気ない記事

産経ニュース

 堀江社長はマスコミの取材に対し「外資規制はそのうちなくなる」と発言しているが、総務省は「あり得ない。どこの国でも外資規制はある」(幹部)と指摘。諸外国の事例を参考にしつつ、外資による間接支配を封じる関連法の改正案を今国会にも提出する方針だ。

正直必死すぎて見ていられませんが。普段あれだけ尽くしているんだから「助けて、自民党」と言う感じなんでしょう。
まあ、http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050210/mng_____tokuho__000.shtml(東京新聞)、この記事はかなり突き放している感じが対照的で面白いです。

大体、堀江貴文氏の論理で言えばそもそも「公共財」としての価値が高かった情報を載せる媒体としての「電波」の価値がインターネットの登場によって相対化、縮小していくということ(このことを「既存のメディアを殺す」と言っているのだと思います。)な訳ですから。フジテレビの論理に堀江氏が納得しないのも当然といえば当然といえます。

まあどこかのblogで書かれていましたし、東京新聞にも

「フジテレビはTOBをまわりが温かく見守ってくれるとでも思ったのだろうか。ライブドアの行為は市場原理にのっとったもので当然の話。こんなことであわてふためくことこそ、日本市場の閉鎖性の象徴だ」と指摘するのは外資系ディーラーだ

と書かれているのですから、現政権が積極的に募集している、海外からの投資を身をもって受けてあげれば良いのではないでしょうか。
その上で、堀江氏には価値の低下するとはいえ「公共財」な訳ですからその取り扱いに「倫理観」「義務感」が要らない訳ではないということを伝えていっては?

今更ながらですが松田誠司のビジネスショット(六本木で働いていた元社長のブログゴルフ編)