マイケル無罪

陪審裁判のヤバイ例

マイケル・ジャクソン氏に無罪評決。
ことの是非もそうですが、検察官の是非、訴えた側の是非も色々な意味で問題になったようですね。
BBCのキャスターの無罪評決発表後のコメントが悪意に満ち満ちていました…。
証拠がないというのが決定的でしょうね。
そういう意味では、

マイケル・ジャクソンは少年を性的に虐待するような人物ではあると思う。法廷で出た色々な証言内容からして、彼が子供と一緒のベッドに毎日寝ていて何もしないというのは、考えられない。ただし、起訴されていた罪状について、絶対に有罪だと言い切れなかった」

というのは陪審制による判決が正常に機能しているというように見做す事が出来るのではないでしょうか。

日本で画像のような判決が出ないとは言えない気も…(正確に言えばこれは正しくありませんが。)*1証拠の取り扱いや自白の真正性の判断*2

関連
http://cnn.co.jp/usa/CNN200506140002.html(CNN)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050614k0000e030004000c.html(毎日新聞)

*1:法律の範囲内でしか刑期を指定出来ない筈なので

*2:日本の警察はかなり強引に自白を強要してきた過去があったということも考慮に入れて…今もやっているのかも知れませんが。