議員の飲酒(1)

http://www.asahi.com/politics/update/0618/001.html
 まずもって、本当に飲酒していたかと言う問題もありますが。
飲酒した状況と言うものも一応考慮に入れる必要があります。酒にめちゃくちゃ弱い人が匂いをかいだだけと言う事もありうることですし。
 しかし、問題は全く説明せず、さっさと議場から退出した事。後、自民党が即座に問題をうやむやにするために報復動議を出した事…。ここまでやってしまうと状況的には真っ黒です、民主党側にも飲酒者がいたと鬼の首を取ったように叫んでおられる方もいらっしゃいますが、正直な話「馬鹿」かと(下品で失礼)。樽床伸二平岡秀夫吉田治氏の三人が懲罰動議の対象になっているが、「酒を飲んでいるだろう」と詰め寄っただけで懲罰動議の発令なんて、よほど尻に火がついているのか。郵政法案でもめる党内の結束を高めるための対応か。正直な話、議会運営上の手としてはお粗末過ぎます。
 で、話題の飲酒が疑われる議員の名前は「秋葉けんや」氏http://blog.goo.ne.jp/akibakenya自民党衆議院議員(宮城県)…。飲んでいないならばその場で正式に釈明すべきでしょうに*1。私は「居眠り」までは許容範囲であると思っています。ただし、「居眠り」が起こらないような議会のシステム(本会議においても実質的なやり取りが行われるようにするべきと言う前提で、現在の状況ではという意味ですが。)

*1:議場閉鎖中の与党議員の退出は余り例がないのでは?