郵政関連法案否決

この結果を歓迎いたします。
どうも17票くらいの差がついた模様。
参議院良識の府として価値があることがこれではっきりしました。
解散という、行政府の長から立法府への圧力に屈することなく、よく否決した。
感動した。

 大体、郵政民営化が、現状維持より良いという論理的根拠ってどこにあるんでしょうか?財政投融資*1が使えなくなれば補正予算すら組めなくなる。グローバルサービスが期待できなくなる。地域コミュニティの核足りうる機構が無くなる。様々な問題点が噴出するのは眼に見えているし。
 逆にグローバルサービスの問題指摘に対して、そうならないように新規設立の民間会社にそうならないようにさせるというのも、民営化ということに対して本末転倒も甚だしい議論をしていましたし…。
 特定郵便局などの変な既得権益には反対しますが…それは民営化せずとも改革できる話ですし。*2

*1:使い方に関して等問題は山積していますが

*2:世襲などもってのほかなのは言うまでも無い事です。