総選挙

これで、解散→総選挙の流れはほぼ確定しました。
 本来ならば、総辞職が筋だと思う気がしなくも無いですが。(どちらの方が本来の姿なんでしょうか?)*1 *2衆議院で反対票を投じた議員に対しては公認をしない旨、自民党執行部は決めたようですが、今更対立候補を立てることは出来ないと考えると、公式には公認しない(なんと変な日本語か)というだけで実質は自民党候補として出るという事は変わらないと思います。(選挙時は無所属で出て、選挙後何らかの形で自民党に復党するものと思われます。)
 ここから注目されるのは、公明党共産党の動き。私個人としては「二大政党化」には反対ですが。今回に関しては、自民党を政権から引き摺り下ろすチャンスだと思われます。公明党はただし、前回紹介した冬柴氏の発言に関わらず自民党支持に回ることは確実なのですが、今回の郵政関連法案否決に票を投じた自民党議員の支持に回るかどうかは非常に微妙です。そこで、それらの議員がいるところでは自主投票になる可能性がかなりあると思います。また、これだけ接戦が予想されるとどの選挙区にも一定数は居る共産党の存在も非常に重要です。全選挙区に立てるか立てないか…。民主党との選挙協力自体は無いにしても、側面援護的な効果はあります。(もし民主党が、共産党小選挙区議席を狙いに来る様な選挙区*3で候補者をたてた結果、共産党がそのような側面援護的な行動を取らなくなる事も否定できませんが・・・。)
 上述の通り、私は二大政党化には反対の立場であり。民主党にも不信感はありますが、政治が大きく動く事に必要性は感じています。今回の選挙で、政局が大きく動き、選挙制度の見直しなども行われるような事になれば、非常に良い事と思います。

*1:論理的矛盾 - Any given sundayさんは「総辞職」が筋派のようですね。

*2:どことは言いませんが、どこぞで「「総辞職」が筋なんてのは馬鹿」呼ばわりされていますな・・・本来、重要法案(予算など)の否決が、内閣不信任案通過と同等とみなすからなんではないでしょうか「総辞職」・・・。まあ、この問題に関してはどちらが正しいも何も、こんな法案の参議院での否決・可決で総選挙という流れが始めてである以上、どちらが間違いということは無いと思いますが。馬鹿呼ばわりは心外ですな。

*3:神奈川や京都など…であったと思う