NHK

http://www.nhk.or.jp/housou/
なるものをやっていましたので・・・感想をば(内容への感想にはなっていませんが)
吉岡忍氏は良いこと言いますね・・・。
松原聡氏(通信・放送の在り方に関する懇談会座長)は・・・。
金子勝氏はまあ、いつもの内容でしたが、話している内容はまとも。
中村伊知哉氏(スタンフォード日本センター研究所長)は・・・何が言いたいんでしょうか
里中満智子氏も・・・何が言いたいのかいまいち要領をえず。
田豊彦氏(NHK放送総局長)と今井義典氏(NHK解説主幹)は、NHK職員として二人で出ているのであれば、それぞれの立場の違いをもう少し出していただけた方が良かったという気がします。
菅谷定彦氏(テレビ東京社長)が一番光っていたように思います。彼の主張が一番私の主張と近かったということもありますが。
受信料についての問題などで、松原氏らが推し進めようとしている規制緩和は本当に規制緩和なのかという点における疑問は昔からあります。自由の拡大が自由を圧迫する・・・それは、イラク戦後のイラクにおける混乱をラムズフェルドが、「自由になった証拠」と言ったことを彷彿とさせます。同じ「自由」という言葉でも内実が全く違う。
視聴率に捕らわれない、広告収入に頼らない・・・。現在の民放は。例え番組制作の現場が、「スポンサーの影響に縛られない」「視聴率に捕らわれないよい番組を作っている」といっても説得力は無い状況にあります。
菅谷氏の指摘にもありましたが、NHKは視聴率に捕らわれつつあるのではないかと思います。今年の*1紅白でのみのもんた氏の起用もそうですし、週刊誌などでは、朝の連続テレビ小説視聴率低迷に関する批判(?)やNHK大河ドラマの視聴率低迷の批判(?)もあります。個人的にはNHKは、そういった声は気にせず質の追求に専心して欲しいとは思うのですが。どうやらNHK自身も、キャストで梃入れを試みるなどそう言った声を必要以上に気にしている節があります。
デジタルデバイドの認識とかがないのはどうなんでしょうか?吉岡氏が多少指摘しておられましたが・・・。ブロードバンド0地帯解消とかそういうハードの問題だけじゃないという認識が欠如しているのは、無知というだけではない気もします。

*1:正確には昨年のか?