民主党党首選

菅氏と小沢氏の間で争われることに
http://www.asahi.com/politics/update/0404/006.html
「圧勝して菅を一兵卒にしてしまえ」という言が小沢から出たらしいのだが本当?個人的には出来レースとは言わないまでも両者間でなんらかの話し合いはあったと思うんですが・・・。
で、話し合いで代表を決めるという側にいた、横路グループ小沢グループ間の政策協定はかなり前から行われていたことは周知の事実
安全保障関連事項でもある程度のコンセンサスが得られていたはず
『日本政治研究』(2006.1)の「衆議院議員の政策位置」谷口将紀氏から表2「政策位置の規定要因」第一式
(「安全保障政策に関するオブジェクトスコアを被説明変数にしたときの分析結果)を参照
民主党内の政策距離は 横路G→菅G→旧自由党G→野田G→鳩山G
同表で自民党の派閥も対象とされているのでそれも一応載せると
 河野G→加藤G→堀内派橋本派森派亀井派高村派山崎派
となっている。派閥領袖が現在代わっているあるいは亀井派の一部は党外に出ているが・・・
   新自ク→宏池会経世会→福田派→中曽根派
という感じであろうか?*1
経済政策ではまた違った数値を示すので興味がある方は基データに当たってみてください。
前原氏周辺に対して疑問を抱いていたという点では、菅・小沢両氏含めたベテラングループには共通のはず
鳩山氏(話し合い決着→小沢党首希望)と渡部氏(選挙決着→誰に落ち着くのが希望なのか判らない)
鳩山会館での花見の際の振る舞いを見るに、主導権は渡部氏に・・・?

*1:ちなみにこれは政策位置を数字順に並べただけで、左においてあるからどうだとか、右においてあるからどうだというのでは全く無い。そう見えてしまうのは、並べた私の問題です。