これもまた・・・

教育基本法・・・28日に提出という話のようです。
自民党内での多少の揉めも法案通過の魅力には勝てず・・・、憲法改正と一緒で一旦かえてしまえばあとでころころと変えるのは楽だという意識が働いたのでしょう。「不十分だがとりあえず」といった議員が居たとか居なかったとか・・・。
文科省のHP教育基本法資料室へようこそ!:文部科学省
教育基本法 南原繁の発言 過去と未来の間/ウェブリブログ
現在の教育基本法憲法と並び称され、「教育憲法」と呼ばれるに相応しい理念を謳い上げたものです。
で、改正したい連中が昔から求めているのは「愛国心」と「宗教的情操」そして「教育への他からの不介入部分の削除」です。今回の与党案では公明党に配慮し「宗教的情操」の部分は入らず、「愛国心」の表現も曖昧にされています。まあ、しかし後から改正すればよい程度に今回、折れた強硬派が考えているのは事実でしょう。そして、挟み込まれたのが「成果制度」の導入です・・・これは行って見れば介入の為の道具を作り出すものです。政策にともなって、教育から成果が上がらないと誰が判断するのか知りませんが、判断されたらそれは現行の教育制度が悪いものとされ、それの修正を上から示される、あるいは示そうと考えているのは明白です。
森をはじめとする文部族議員は昔からの悲願のようですが、なんでこんなものが悲願なのか・・・。