暑い暑い・・・

福岡にやっと帰ってまいりました。
ジュンク堂に本を買いに・・・

訳者二人による、バーナード・クリックの『デモクラシー』を大分前に読んだと思います。マイケル・イグナティエフ自身に関しては『ニーズ・オブ・ストレンジャーズ』は前々から読もうとは思っていたのですが、近作を読み終わったら読みます。本書に関しては、まだ途中ですが、エイミー・ガットマンのまとめとイグナティエフ自身の立場がしっくりと頭に入りません・・・。
で、私がゼミで当たっている範囲ってどこ?
あと、学部生向けにはバーリンとかの説明とかしなくてはいけないの?

ラディカル・デモクラシーには基盤が必要だと思うわけです。
一概にラディカル・デモクラシーといっても一様ではないですが・・・googleで「シャンタル・ムフ」で検索をかけてみたら(http://ised.glocom.jp/ised/05070312)こういうのがありましたが・・・なんだかちょっと違う気がします・・・。まあ、私が一番疑問に思うのはコミュニタリアニズムの整理の部分なんですが。
まあ、具体的には整理できませんが、海外におけるラディカル・デモクラシーの文脈と日本におけるラディカル・デモクラシー紹介では文脈が少々違うのではないかという印象があります。

イムリーっちゃタイムリーなんでしょう。ポジティブな意味でタイムリーではないですが・・・。高橋哲哉とはまた違った意味で幅広い議論に目が配られている本だと思います。ちなみに稲垣久和は「新国立追悼施設」建設論で高橋哲哉とは緊張関係にあるところですが。この二者の立場による論争には意味があると思うのですが・・・日本のマスコミにおける論争は・・・。稲垣久和の本は難しいものが多いのですが、これは本の形式もありさらっと読めます。最後に英語のサマリーがついていますが、個人的にはこのシリーズのその他の作品のように全文英語併記してほしかった気もします。
(ちなみに敬称略)