大学にて

学生が中心になって、野党大物政治家を招いての講演とパネルディスカッションを行なっていたのですが・・・。
まあ、その某政治家の発言は、基本的に予想の範疇ですし(基本的に昔からしていた話、松下政治学の話とか含めて)、短時間の中では良くまとまっていたと思うのですが。
パネルディスカッション(といってよいのか分からないけれども)とその後の質疑応答が余りにひどい。曲がりなりにも大学で、国政に影響ある有力政治家を招いて開催している後援会で、大学生があんな低レベルなことしか聞けないというのは余りにも余りなことである・・・。
特に今回の企画趣旨が「政治に興味を持っていない人に、政治に興味を持たせるには」ということであったようなのでなおさら・・・。
ナイーブ過ぎるということで、I氏とも一致しました・・・。
最近は学生がナイーブ過ぎるという場に直面するということが多すぎる・・・私も未だ学生の身ではありますが。
特に政治的責任の話だとか倫理の話だとか・・・何のために政治家氏がウェーバーの話をしたのかぐらい気付いてほしいと思わなくもなかったですし、質問者の一部には何を聞きたいのか*1皆目検討がつかない、おつむの足りていない方もいたようでしたし・・・。
来て貰っているのに失礼極まりないことも含めて、学生の余りにも余りな状況に、日本の政治の今後にますます不安を募らせる結果となってしまいました・・・。

*1:正確にはどんな答えを期待しているのか