自転車事故に対して厳罰化だけでなく・・・

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070518i304.htm

歩行者と共存へ一歩、自転車道の整備を検討…有識者
 自転車に絡む事故が増加傾向にある中、自転車道などの整備の推進を検討しようと、警察庁国土交通省は18日、自転車の利用環境を考える有識者懇談会を開いた。懇談会は6月にも提言をまとめる予定で、安心して自転車が走れる走行空間作りを目指す。懇談会は、屋井鉄雄東京工業大学大学院教授が座長になり、レーサーの片山右京さんや消費生活アドバイザーらが参加。同庁の矢代隆義交通局長は「自転車の問題解決には走行空間の確保が不可欠で、時間をかけてもこの問題に取り組みたい」とあいさつし、自転車を取り巻く現状を報告した。自転車の事故は昨年1年間で約17万4000件で、10年前の1・2倍。特に対歩行者絡みの事故は2767件で同4・8倍と、増加に歯止めが掛からない。その要因として道路事情がある。同省によると、歩道がなく車道の路肩を自転車が通行する道路は全国で約100万キロあるのに対し、自転車専用路は約2500キロに過ぎない。同庁と同省は懇談会の提言を受けたうえで、自転車道を整備したり、自転車レーンを設けたりして、自転車と歩行者が「共存」できる道路整備を本格化させる計画だ。(2007年5月18日12時25分 読売新聞)

面白いのでメモ
クリーンな交通手段ですしね。こういった、石油エネルギーを使用しない移動手段を生活の足の中心に据えるには日本の都市構造は歪ですが・・・。