この必死さはすごい

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007082800038
(時事通信社)

2007/08/28-02:10 矢野氏が安倍首相に抗議=内閣改造
 「なぜ駄目なのか」。参院自民党矢野哲朗国対委員長が27日夜、安倍晋三首相に電話し、今回の内閣改造で自らの入閣が見送られたことについて抗議する一幕があった。矢野氏によると、首相は理由を説明した上で理解を求めたが、矢野氏自身は納得できなかったという。

ここまでマスコミに出すほどの抗議ということは、すでに内定あるいは参院自民と官邸の間での取り決めがあったということでしょうか。
一般的に見れば、今回の内閣は選挙準備内閣なのでしょうけれども、貧乏くじだと思いますよ。閣僚は…。
党役員の方は、参院以上の大コケはないという見方に立てば、参院から続く逆風を受けていたのによくとどめたという比較肯定的評価を受け易いのではないかと思いましたが*1
顔ぶれに関しては、比較的「堅め」…今の自民党内部で中堅以上、実務能力の高い、すねに傷の少ない人を集めたらこうなったということなのでしょうか…。選挙準備内閣にしては華がないですけれども。それでも全体的に、二番煎じ感と物足りなさが漂うのが安倍氏のセンスのなさか、自民党の人材のなさか。

産経ニュース
この中であれば、やくみつる氏の「豪華幕の内(賞味期限ぎりぎり)内閣」という認識が私の認識と一番近いように感じます。ただ、明らかに安倍総理が格上の議員を御せないというきがしてならない。

*1:多分に、幹事長人事のことを想定しています。