世界タイトルマッチ

内藤が必死にボクシングをしようとする中、亀田大毅総合格闘技をやっていました。なにか見たことある動きだと思ったら、山本KIDのK−1戦(HEROSじゃない時代)のような動き。タフさだけは認めますが…。そういう意味では決して、良いボクシングの試合ではなかったと思います。
ただ、あれだけのラフファイター*1相手に12ラウンドを33歳でありながら乗り切った内藤大助選手を褒め称えましょう。
で、亀田選手切腹するんじゃなかったの?まあ、本当にされたら迷惑だけれども。
にしてもTBSの解説はひどかった、途中採点に関して「(採点結果でついている)差ほど、内容に差はありませんよ」だとか「クリーンヒットはありませんよ」だとか…。TBSはスポーツ報道を抜本的に見直すべきでしょう。世界タイトルマッチを地上波、ゴールデンで放送した点だけは評価しますが、内容が…。中立であれとは言いませんけれども、明らかに内藤優勢の中あのコメントじゃ…。
鬼塚勝也さん、佐藤修さんはっきり言ってがっかりです。
ガッツ石松氏の株が、亀田関連のせいでうなぎのぼり。
会場の内藤コールには少し涙が出そうになりました。ちゃんとボクシングファンはいますね。

  • ヘッドバットでつけた目の上の傷を、クリンチでもつれて倒れた後、グラブで削る(テレビで明らかに映っているのにコメントなし)
  • 亀田父ローブロー推奨、投げ推奨
  • 亀田兄肘推奨

さすがにこれはひどすぎる…。
実際、ヘッドバットのあと、ローブローぽい動きも見受けられたし…。
技術で反則を、反則で無くするというのはボクシングのうちだと思うけれども、誰が見ても反則な反則を犯すのはボクシングへの冒涜だと思うのですがね。

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http://boxing.10.dtiblog.com/blog-entry-413.html

*1:ラフかそうでないか以前に、ボクシングになっていないように思いましたが。