世界タイトルマッチ2

理解は出来るが、少し気持ちが悪い…。
亀田叩き…JBCに対してルールに則って、試合中の行動を報告、それを受けてJBCが処分を下す。ここまでは仕方のないことだ。
だが、ここぞとばかりに、試合も見ていない、普段はまったくボクシングに関係ない、あるいは亀田親子関係すら今回の試合があるまで関心のなかった人間が叩いているような気がしてならない。大口を叩くから、TBSが気に入らないから、ボクシングライセンスを剥奪してしまえというのはおかしいのではないかと思う。あくまで反則に対してのペナルティーを超えるものであってはいけないと思う。
私も前回のエントリーで亀田父子を批判した身ではあるが。一応、ボクシングファンの観点からの批判に終始したつもりである。

今回の件で処罰に値することは二点ある。

  • 試合中の反則行為→これは亀田大毅にたいして責任を問うもの
  • 反則教唆→これは亀田父と亀田興毅に対して責任を問うもの

この処罰に関しては明文法があるわけではないと思うので、JBC内の過去の処分などに照らし合わせて処分すればよいと思う。世情言われている処分の中で適当と思われるのは、父に対するセコンド資格の剥奪くらいで、選手本人からのライセンス取り上げは厳しすぎるのではないかと考える。

そして処罰できないかもしれないが責任を問うべき問題が数点ある。

  • 明らかに適当なレベルでない選手と王者をマッチメイクしたこと
  • 不当ととれるようなランキング操作
  • 正当な評価を下してこなかったこと

上の三点は明らかに亀田父子を超えたところに問題がある。

確かに非常に凡戦いやそれ以下といっていい試合にも関わらず、興奮は抑えきれなかった。だが、それはボクシングファンとして冷静に考えたとき、少し悲しいことだ。いまだ、私が、浅いボクシングファンであったとしても。

処分に関して私と近い意見の方(しかも私より詳しい方)がいたのでリンク
2007-10-11