日本中東学会シンポジウム

自分の主な研究対象は日本政治・選挙なのだが、中東問題に関しての関心は強い。中学生の時(12年程前)、夏の自由課題で取り扱った。今回(昨日)のシンポジウムで話をされた、広河隆一氏や立山良司氏などの本(当時は主に新書や文庫であったが)を結構読んでいたことを思い出す。
中学生当時、クリントン政権下での「和平」進展、イツハク・ラビン首相、ヤセル・アラファトPLO議長のノーベル平和賞受賞などこの地域にひと時の光がさした瞬間でもあった。
しかし、その直後イツハク・ラビン氏はユダヤ人の手によって暗殺され「和平」は暗礁に乗り上げる。*1


中学生の時の興味は

といういかにもというところに集中していたが…。


今回のシンポジウムで印象に残った点は

*1:当然、それだけが原因ではないだろうが

*2:戦史の中に出てくるアリエル・シャロンベンヤミン・ネタニヤフに政治的に敗北するシモン・ペレスという…。ペレスが、ラビン後に断固たる姿勢で「和平」を進めていればと思わなくも無い。ペレスのへたれ具合も混乱の大きな原因という気もする。

*3:主にアメリカが反対しているわけであるが、総会決議などは相当数存在する。

*4:同地域の多くはclosed military zoneということでパレスチナ人の立ち入りは禁止されている。また、死海の水位が年々低下してしまっている。