グルジア

グルジアにロシア軍が本格的に侵攻を開始した模様
グルジア側も南オセチアの州都ツヒンワリを包囲しているようであるが


 南オセチアがロシアの傀儡であることを思えば、今回のグルジアからのロシア機撃墜という、ロシア側の侵攻正当化理由は、ロシア側からの挑発ではないのかと疑わざるを得ない。
 南オセチアだけでなく、西にアブハジアという不安定要素も抱えるグルジア(アブハジアの分離独立運動もロシアが支援しているわけだが)。ロシア側の動きは、西側諸国が表立った介入をしにくい、オリンピック開催中を意図的に狙ったのではないかと、うがった見方をしてしまう。
 グルジア、ロシア両国とも、オリンピックに参加しているが、グルジア選手は気が気でないだろう。
 西側がロシアを批判するよりも、中国がロシアを批判する方が効果的であると思うがさすがにそんな余裕はないか…。


 兵力の不均衡が明確とはいえ、国対国で正規軍が衝突するのはイラク戦争以来。チェチェン義勇兵などのグルジア入りも囁かれるが…。