この内容は整理だけだが言いたいことは色々ある

ちょっと、メモするだけのつもりが…

個人的には

  1. 岡沢憲芙氏の整理する政党の4つの機能
  2. cleavageを表すものとしての要素*1
  3. 政党の機能不全と(既存)政党不信

を述べて欲しいかなと思わんこともない…

人が集まれば派閥が生まれ、それぞれが自分たちの主張を通そうとする。みんなが勝手に意見を言っていたら効率が悪いし、選ぶ側の国民にだってわかりづらい。政党とは、政治についてある程度同じ考えを持った人が共通の目標(政策)を実現するためにつくる団体なのだ。

 この観点からだと、想定される政党が、いかにも「議員政党」的に過ぎる。また前後文脈を抜きにして、E・バーカーを引いて意見集約や結節の機能から「公党」の公共性を論じるのもまた、日本の文脈に回収されすぎてしまう気がする。イギリスの場合は政党批判という歴史的文脈も存在するし。

*1:まあ、これは一般的にはないか…。凍結理論の方がメインに扱われますし。