「慰安婦とか言葉減り良かった」 教科書巡り文科相発言

(http://www.asahi.com/politics/update/1127/004.html)
ちょっと前まで、こんな発言すればすぐ少なくとも大臣は首になっていたはずなんですが。そもそも、首相の任命責任、歴史教科書から強制連行などの記述の削除を求める運動をしている自民党有志の「日本の前途と歴史教育を考える会」の座長を自ら務めていたというようなところへの配慮のなさがなぜこんなにも問われないのか?
森派から文部科学大臣を出せばこうなることは明らかなんですが・・・。
日本はだんだん、そういう愚かな議員の住みやすい世の中になってきましたね、小泉政権下だからなのかもしれませんが。

男女混合名簿に関してはメリット・デメリットともに指摘されているのでここでは触れませんが。
もう一つ問題になっている、同室での着替えなどは確かデマや細かい事情を全く無視した報告が原因だったように思います。同様に、全国でも先進的な性教育を行っていた養護学校へは、何も教育の現場について知らない地方議員、暴論マスコミが押しかけ、保護者の方たちも含めた様々な説明にもかかわらず。一部マスコミ、言論人の間では未だに「悪い」性教育の例として使われ続けています。
歴史も自分たちに都合の良いように変えてしまってよいとすら思っている人たちがいるので今更驚きはしませんが。