購入は2冊

簡単な感想として、やはり作者の中では3冊でワンストーリーなのかなあという印象を受けます。今回はお話の導入部という感じで、大きな動きはない印象を受けました。この作品の魅力はSFジュブナイル。(所謂、ジュブナイルSFとは違うという意味で)*2、ジントとラフィールの成長物語だと思っているので、今回はメインが必ずしも彼らになくそれが話が動いていない印象を受けた所以かもしれません。まあ、導入部としてはこんなものかなという感じ。もう少しメインを絞ってそのキャラクターを動かしてよいかなとも思いましたが、次あたりで盛り上げてくれるでしょう。

ブックオフで105円。新書では良くありますねこの値段・・・ブックオフは、岩波文庫シリーズなどが少ないのが個人的にマイナスなんですが。この本は、89年1刷で、91年4刷版のものを手に入れたので非常にデータ。取り扱っている法律など古いと思うのですが。それでもテーマ自体は未だに色褪せていないので。(経団連が大々的に企業献金を再開しようとしているようですし。)企業献金関係で書籍を調べていたら「企業・団体献金と日本の政治」(日本共産党中央委員会出版局)なんてものもありましたが。アマゾンの紹介読んだら少し扱っているネタが古いかなあとも思いますがね・・・。

*1:作者の森岡浩之氏も間が開いてしまったことに多少言及しておられましたが・・・

*2:子供向けSF。という解釈をしていますが。