『リベラル・コミュニタリアン論争』

ティーヴン・ムルホール、アダム・スウィフト(著)
谷澤正嗣、飯島昇蔵(訳者代表)
勁草書房(2007)
“Liberals and Communitarians second edition”(1992)二版は1997
大学から借りていたのだが、出先で読む必要が生じて、八重洲ブックセンターで購入。

構成としては、まず「序論」で「ロールズの原初状態」の説明がなされる。
「第1部」において「コミュニタリアンロールズ批判」として、コミュニタリアンとされる各論者(「第1章サンデル」「第2章マッキンタイア」「第3章テイラー」「第4章ウォルツァー」)によるロールズ(リベラル)批判を取り上げる。
「第2部」では「コミュニタリアンの批判に対するロールズの応答」として、冒頭に上げた“Political Liberalism”を中心に、コミュニタリアンに対するロールズの返答をとりあげ。
「第3部」で「リベラルな中立性」として、ロールズ以外のリベラルとして「第8章ローティ」「第9章ドゥオーキン」「第10章ラズ」が取り上げられる。

感想は後ほど