アントニオ・ネグリ氏来日中止

 shouichi氏が某所で紹介しておられましたが…
 昨日(3月22日)の毎日新聞でも紹介されていました。来日自体はかなり前から計画されていたようであるし、書類的な問題はもっと早く指摘できていたはず。あえて、この時期に書類の不備を指摘するというのは、法務省の嫌がらせの線で間違いないのでは?
 某所で仕事をしたときにも感じましたが、法務省は実は日本で一番保守的な役所なのではないでしょうか。目立たないから指摘されることは少ないけれども。


 個人的には「マルチチュード」などの概念は好きではないですけど…。「政治活動」の言説を無効化してしまうような気がして。「帝国」の話は、本を読んだときは理解できなかったけれども、橋本努氏の話を聞いた際に議論の取っ掛かりを理解できたような気がした…*1
 一部、はてなの議論を見て愕然…明らかに事実認識を間違っているのに、ネグリの来日拒否の措置への抗議に対していちゃもんをつけるという、そんなあほなと言いたくなるような議論があって…。トラックバック送るのもなんなので、キーワードの「アントニオ・ネグリ」で3月22日あたりの日記を見てください。

*1:気がしただけの可能性もあり。