国籍法改正

自称「国士様」ネット上で大暴れ中…


 結構すでに言われていることですが、これは今年6月の最高裁判所の現行国籍法に対する違憲判決を受けての改正となります。
当該裁判に関しての判決全文→裁判所 | 裁判例情報


 こうした違憲判決を受けての法律改正は、基本的に非常に早く進みます。
 なぜなら、問題点がどこにあるのか明確だから。


 細かい法律事案の中身については

でinflorescenciaさんが説明されているので、関心がある方は見て下さい。


 この手の、法律に対しての違憲判決を受けての、法律改定で迅速にことが運ばないので非常に有名なのが「国政選挙における一票の格差是正」。それ以外の多くの場合、改正は与野党の反対なく迅速に改正されるということで、今回の国籍法改正に関してもその内容の妥当性は推して知るべしといいたいところであるが…。


 冒頭の記事である…。産経の記者に法律とか、違憲立法審査とかそういうレベルの話を理解できる人はいないということなのか?


 そして小倉秀夫弁護士のページ

経由で知った、城内実衆院議員のページの記事


 エントリーの内容に対しては、事実誤認もはなはだしい、かつ自分の子どもであれば虐待してよいと考えているという保守派のメンタリティーを明らかにしている旨すでに小倉弁護士が指摘されているのですが。


コメント欄がまた痛々しい…(痛々しくはあるのだけれども、このコメント欄の書き込みの言説というのが非常に面白い。なにか分析対象として扱えるのではないかとは思う。)


 城内氏は、開成高校を卒業し、天下の東京大学を出て、外務省に進んだエリートなわけでしょう。「国士様路線」というのはあくまで、選挙で勝つためのポジション選択の結果だと思っていたのですが…やっているうちにマジになるというのもあるのですかね。


って、http://www.m-kiuchi.com/profile/music/
これは…
稲田朋美センセイと同じくスギヤマコウイチセンセイ


 駄目だこのノリついていけない


 えーとhttp://www.m-kiuchi.com/2008/11/11/bakawashinanakyanaoranai/
 HPアドレス末尾の「馬鹿は死ななきゃ直らない」というのはブラックジョークですか?