バックラッシュなのかな?

長文を書く体力がないので、少しずつ書いていければ
まず、この議論全般を振り返って思い出したのは


このとき(「人権擁護法案」)に問題になっていたのは直接なミソジニー、差別的言辞やヘイトスピーチの議論。


しかし、これは冒頭のバックラッシュ云々とは関係ない


バックラッシュ云々と関係するかなと思ったのはむしろこちら
上記で紹介した部分の続きで少し言及していたが

注で少し触れたオランダにおけるフォルタイン党の話題
前後して、日本で有名な「ひまわり」の作者、ゴッホの子孫の映画監督が刺殺されたという事件もありましたが。
フォルテイン党党首、フォルタイン氏が殺されるという事件も起きました。
それ自体もショッキングなのですが、それ以上に驚いたのがフォルタイン党という政党。


一般的に言えば極右政党に位置づけられる政党で
オランダにおける移民排斥(特にイスラーム移民)を呼びかけ、かなりの人気を得ていた(それこそ政権与党に入るくらいに選挙において議席を伸ばす、暗殺直後の選挙で同情票を集めたこともあるだろうが第二党に)
しかし、彼らの移民排斥の論理立ては少しこれまでの移民排斥論と違う
まず党首のフォルタイン氏からして「ゲイ」であることを公言する


そして彼らの(イスラーム)移民排斥の理論立てはこうだ
セクシャルマイノリティであるような自分を受け入れ「多様性のある」オランダ文化の伝統。それに対してイスラームは、女性を差別し、自らのようなセクシャルマイノリティを受け入れない多様性のない人びとだ。
だから、多様性を認めるオランダの伝統をゆがめる、多様性を認めないイスラーム移民はオランダにいることを認めるべきではないと。
非常に、非常に簡単にまとめるとこのような話(突っ込みどころも多いと思いますのであとで修正はいる可能性あり)


これって単純にバックラッシュと片付けてよい話だろうか
上記フォルタインの論理は、私から見て少しおかしい。
けれども…


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